Intentional Peer Support
IPS(Intentional Peer Support:意図的なピアサポート)は、アメリカのシェリー・ミードさんが開発した新しいピア・サポートのかたちで、「ピア」を単に同じ精神健康に困難を有する者同士という関係としてとらえるのではなく、同じ人間としてのピア、生きていく仲間としてのピアととらえ、相互に責任を有し敬意を払うという基本姿勢や、サービス利用者や援助職者の支援の関係ではなく相互に学び合う関係を、意図をもって実践していくものです。
従来の援助関係とは全く異なる視点で展開する「人」と「人」との関係のあり方、コミュニケーションの方法について学び合うことから、誰でも日々の生活の会話の中に活用することができます。
問題解決から、学びを生み出すコミュニケーションへの転換
リカバリーとやまでは、仕事を終えてから帰宅するまでの2時間程の時間を使って、勉強会を月に1~2回行っています。勉強会の後に食事をとりながら参加者同士が交流する時間もあります。人と人とのつながりをつくりたいと考えている方や、これまでの自分の人との関係のとり方のパターンを見つめなおしてみたいという方、一緒に勉強しませんか。